2025年

レースレポートVol.97
阪本寧 様

2025.7.30

JAF中四国ラリー選手権シリーズ第3戦
四国のてっぺんラリー2025in嶺北

開催日:2025年7月26日(土)
ドライバー:阪本寧
車種:ランサーエボリューション9
結果:FG1クラス5位/SS(※1)総合1位・シリーズチャンピオン獲得

 JAF中四国ラリー選手権シリーズは全3戦と少ないですが、全てグラベル(砂利)路面で行われます。 今回は四国の真ん中、高知県いの町が舞台。シリーズチャンピオンをかけた最終戦となりました。

 前週の大雨の影響で滑りやすい赤土のコーナーや、岩がゴロゴロした区間もあり、クルーにもクルマにも厳しいラリーに。さらに当日は曇り時々小雨、または晴れと、目まぐるしく天候が変わるコンディションでした。

 コースは一本の林道を6km、3kmに区切り、これを3ループします。後半はかなり路面の荒れが予想され、クルマを壊さず走ることも大事な要素となります。

 SS1で、タイトル争いをしている1号車がコースオフして10分以上をロス。2号車の我々は、ここをベストタイムで走って有利に進めていましたが、好事魔多し。リエゾン区間(※2)からのTC(※3)で計算ミスをしてしまい、10分の早着ペナルティとなってしまいました。

 1号車に負けるわけにはいかないので、サービス(※4)後の3ループ目は全開で攻めることに。路面の悪化は激しかったですが、連続ベストタイムで走り完走。なんとかシリーズチャンピオンを獲得出来ました。早着ペナルティによりクラス順位は5位ですが、SSタイムは総合1位となりました。

※1 スペシャルステージの略。一般道を閉鎖してタイムアタックを行う特別な区間のことで、1台ずつ走行し、その合計タイムを競う。
※2 スペシャルステージ間の移動区間のこと。一般道や公共の道路を走行するため、交通ルールを守る必要がある。
※3 タイムコントロールの略。ラリー競技では、コース上の決められた通過地点で指定された時間に到着するよう決められており、それによって競技車両の走行時間とペースを管理する。
※4 ラリー競技中に競技車両の整備や修理を行うこと。整備や修理を行うためのエリアをサービスパークとも言う。

オイルを使用してみて

 猛暑の山間部でも安心して全開で行けました。オイルに守られている感が更に実感できました。

走行動画

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